バス釣りで気温が低い時の基本的なやり方!
バス釣りで気温が低い時はだいたい水温も低くなります、気温が低い時は魚は捕食行動をしにくくなってきます。
そういう時は、リアクションと言う釣り方をする必要があります、
アクションが簡単なバイブレーションで説明します。
私のオススメバイブレーションは、RAIDJAPANのレベルバイブです。
レベルバイブはボトムで倒れずに立っているのと、背中がシャープになっているので、動き出しが機敏になります、
それから、頭下がりの姿勢で泳ぐので根がかりしにくくなってます。
リアクションとは、バスの捕食しようとする行動ではなく、とっさに反射する行動のことをいいます。
人間に例えると、何かが急に飛んできたらとっさに手で払おうとしますよね?
それと同じ原理です、バスには手がないので、口を使うしかありません。
びっくりして噛み付く事を釣り用語でリアクションバイトといいます。
冬場にはこの釣りが一番効果的です。もちろん、冬場でも餌を捕食するバスもいますので、
そういう捕食行動をするバスは通常の食わせの釣りでも釣っていけます。
リアクションバイトを誘うには二種類の釣り方があります。
1、リフトアンドフォール。
2,速巻き。
詳しく解説すると、1はバイブレーションでする釣り方が有名です、ロッドを2~3回上にしゃくります。
ロッドの角度を水平から、45度、90度に2回しゃくったり、30度ごとに3回シャクったり、
一回大きくシャクったり、やり方は人それぞれです、私は3回シャクっていました。
シャクリ終えたら、ラインのテンションを完全に抜きます。そうすることで、ルアーがストンと着底します、
その瞬間にバスが食ってくることが多いです。なので、次のシャクリで勝手に合わせが決まることが多いです。
2の速巻きは読んで字のごとく、とにかく早く巻く。
ハイギアのリールで1秒間にハンドルを4回程度まわすくらいで巻きます。
ちょっと早すぎないか?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
そのくらい速く巻かないとリアクションの釣りにはなりませんからね。
一度釣れると冬のバスはかたまっていることが多いので、ぽんぽんと立て続けに釣れることもあります。
バス釣りで気温が低い時は水温10℃で釣り方を変えろ!
上で解説したリフトアンドフォールと速巻きの使い分けが気になりますよね?
その使い分けは、水温10℃がカギを握っています。
水温が10℃以上では速巻きでいいですが、水温10℃を下回るとリフトアンドフォールが
有効になってきます。
水温が一桁台になると、バスも仮死状態に近づきます。そうなると、速く巻いていては追いきれなくなります、
そんな時はバスの鼻先にストンとルアーが落ちてくるリフトアンドフォールが有効になってきます。
結構水温を計らない人も居ますが、冬場は水温を計るべきだと思います。
最近は非接触式の水温計もあるので、そういうのを一つ持っておくと結構ためになりますよ。
百均なんかにも熱帯魚用の水温計はありますが、時間がかかるし、携帯性が悪いので、出来ればきちんとしたものがいいと思います。
バス釣りで気温が低い時は労せずして食せる場所(ポイント)を探せ!
労せずして食せる場所(ポイント)を探せ!と言葉にすると難しいですが、説明すると簡単です。
バスがあまり動かずに餌を捕食出来る所を探せばいいんです。
水温が比較的に早く温まるシャローエリアだったり、水温が安定しているディープエリアなどです。
冬場にシャローエリアに上がってく個体は強い個体が多いです、
水温が低くてもガンガン餌を捕食する事が出来る体力があるバスです、
そういうバスには速巻きでも十分釣れたりします。
そして、シャローエリアは強い個体が多いので朝日が登って水温が上がり始めたら釣れ出すことも多いです。
なので、朝一(日が昇ってから)はあえてシャローエリアから狙うのもありです。
シャローエリアを一通り釣ってから今度はディープエリアにシフトするといいですね。
バス釣りで気温が低い時にやってはいけないこととは?
まず、一番やってはいけないのは、いきなり小さいワームで釣りをすること、
これは冬場に小さいワームのダウンショットリグでネチネチ釣りをすると、水温が低く捕食行動をしにくくなってるバスは釣れにくくなります。
それに、広範囲を釣れなくなるので、効率が悪くなります、
なので、水温が10℃前後の場合はまず、バイブレーションで扇状に投げて速巻きで動けるバスを見つけます、
そして、反応がなかったら、今度はリフトアンドフォールで拾っていくイメージです。
一番釣り方が簡単なバイブレーションで説明しましたが、リアクションバイトはシャッドなんかでも出来ます。
シャローエリアでシャッドのリップでボトムを叩かせながら速巻きしたり、ストップアンドゴーで、巻いては止め巻いては止めを繰り返したりでも、リアクションの釣りは成立します。
それから、これはやりがちですが、外気温が急に下がったからと言って水温は一気には下がりません。
水温計を持っていたら分かりますが、寒波がきて気温がガクッと落ちても、水温は徐々に下がっていくんです、
寒波がきた!寒いからディープエリアでリフトアンドフォール!とやってもいいですが、
水温を計ったら10℃以上あったなんてこともあります、
そうすると、釣れているはずのバスを自ら釣らずにいるのと同じなんです。
なので、水温計を持っておくと役にたちますよ。
それから、リザーバーなどのディープエリアの水深が結構深い場合は、水温を計ってもボトム付近の水温は数度高かったりします。
ここは難しいですが、今まで言ってきたことを実践してもらえれば、必ず釣果はアップします。
冬は寒くて手がかじかみ、釣りにくい時期ですが、必ずバスは釣れるんです。
バスの生態をしっかり勉強して冬でもデカバスをじゃんじゃんゲットしてください。